のっぴきならない事情がありまして

僕の畑返して返してクレメンス

となりの農家にマルチやらないの?やったほうがいいよ!って誘われた件

こんにちは@renkonsaanデス

 僕が就農した1年目にいろいろと教えてくれてお世話になったとなりの農家さん。

畑も徐々に形になってきて。苗を定植している時でした。

 

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「あれ、マルチやらないの?絶対やったほうがいいって、いや本当マジだから。あとあと楽になるから、この辺の人、皆やってるよw」

「いいから、いいから、余っているのウチにあるから取りにきなよ」

ってめちゃくちゃ進めてくるので、とても怖かった記憶があります。

 

「大丈夫です。僕、そういうのはちょっと興味ないので」って3日ほど断り続けたら、やっとあきらめてくれました。

 

ま、まさかこんな田舎の老人までネットワークビジネスマルチ商法)に染まっているとは、農業は何かを隠すためにやっているのだろうか?などと恐怖を覚えました。

それから1週間ほど

まわりの畑のおばぁさんたちが僕のことをヒソヒソ…ヒソヒソ…

一応挨拶をすると笑顔で返してくれますが、どこか不気味です。

 

通りすがりの他のおじさんも「お前マルチやらねんだって?変わり者だなぁ〜」と言ってきました。

( ・_・)(・_・ )( ・_・)アレ?

これはヤバイ、俺はもしかして村八分手前なのでは?
危機的状況はもうかなり近くまで迫ってきているのでは?

 

あれか村の掟ってやつなのか?暗黙のアレ?
うわっやべぇな〜断らなきゃよかったかなぁ

(;^_^)

 

ぶぉぉぉぉぉん!!

 

さっきのおじさんがまた軽トラックでやってきました。

「お前のじいちゃんもやってたから、やれよ!後で後悔するぞ」

 

ぶぉぉぉぉぉん!!

  

「う、うそだろ?じいちゃんが? 曲がった事が大嫌いで嘘をつく事を一切許さなかったあのじいちゃんが マ、maっ マルチをマァルチィをやっていたのか…」

 

信じていたものが崩れ落ち目の前が真っ暗になったのを覚えています。

 

その夜、家で日本酒(会津ほまれ純米大吟醸 極)をあおりながら

僕は悩みに悩みました。

ここで畑を続けていく以上村の掟には逆らえねえ…


そうか、

今まで俺は何も知らなかったんだ、手を汚さずに生きてきた…

今までありがとう、じいちゃん。


やるからには1番だ!

見ててくれじいちゃん(あの世から)

 

俺はクラ○ンアン○サダーになるぞぉおおおおおおおおおっ!

 

翌朝、鏡をみるとそこにはタクシードライバーデニーロばりに男の貌(かお)になっていた僕がいました。

 

ぶぉぉぉぉぉん。ギっ!ガチャっバタンっ。。
隣の農家さん宅に到着

俺ピンポンオス。

 

ガラッ

「おう、お前か!どうした?」

 

「あ、あの、俺、やっぱりマルチやります。この前は大変無礼をしました。」

「今後とも宜しくお願いします!まずはシャンプーとか買えばいいですか?」

 

「!?」

 

「なんだぁ酔っ払ってるのか?まぁいいや」

 「はい、これ!」

 

 

「マルチャーの使い方わかる?これも使っていいから!」

「じゃ。」

 

ガラガラっ、バタン。

 

f:id:renkontan:20170406153443j:plainオヴェッ